「山桜ウイスキーまずい」という評価を見かけて、試すのを迷っていませんか?
確かに、ストレートで飲むと、若いアルコール感や独特の香りが気になるかもしれません。
でも実は、飲み方を変えるだけで印象がガラリと変わるのが山桜ウイスキーの特徴なんです!
特にハイボールにすると爽やかな美味しさに変身し、初心者でも楽しめる日本のウイスキーとして注目を集めています。
さらに、2022年には世界最高賞を受賞した実績もあるんです。
当記事を読めば、山桜ウイスキーの正しい楽しみ方や種類による違いまで、あなたにぴったりの選び方を知ることができますよ!
- 山桜ウイスキーが「まずい」と言われる理由と、その評価を覆す飲み方がわかる
- 「正露丸の香り」と言われる原因と、その印象を改善する方法を知れる
- 山桜ウイスキーの各種類(黒ラベル、プレシャス、ピュアモルトなど)の特徴と価格の違いがわかる
- 世界最高賞を受賞した山桜ウイスキーについて知れる
- 東北最古のウイスキー蒸溜所「安積蒸溜所」の魅力を発見できる
- あなたの好みに合った山桜ウイスキーの楽しみ方を見つけられる
山桜ウイスキーはまずいの?徹底検証

なぜ「まずい」と言われる?
山桜ウイスキーの「まずい」という評価は、主に飲み方の相性とアルコール感の強さから来ています。
レビューを見ると、特にストレートで飲むと若さのあるアルコール刺激がはっきり感じられる点が指摘されています。
あるレビュアーは「ストレートで飲みたい人には不向き」と評価し、5段階中2点という低い評価をつけていました。
また、山桜ウイスキー、特に黒ラベルには「焼酎っぽい風味」や「若干焼酎っぽい香り」があるとの指摘も。
日本酒や焼酎の製造が主だった笹の川酒造のバックグラウンドが影響しているのかもしれません。
ピュアモルト山桜については「ロックの味はキツかった」「エグみがある」「青臭い」といった辛口評価もあります。
ある評価では「ロックはエグすぎて酒を無駄にする可能性すらある凶暴な味」とまで言われていました。
- 山桜ウイスキーはストレートだと刺激が強い
- ロックで飲むとエグみを感じる場合がある
- 焼酎っぽい香りや風味が苦手な人も
しかし、こうした「まずい」という評価は飲み方によって大きく変わります。
多くのレビューが一致しているのは、ハイボールや水割りにすると印象がガラリと変わるという点。
ソーダで割ると「スッキリめの味わい」になり、「非常に飲みやすい」という評価に変わります。
山桜ウイスキーは、その特性を活かす飲み方を選ぶことで十分に楽しめるウイスキーと言えるでしょう。
山桜ウイスキー黒ラベルの特徴
山桜ウイスキー黒ラベルは、福島県郡山市の笹の川酒造が造る日本のブレンデッドウイスキーです。
このウイスキーは、山桜ブランドの中でもスタンダードなエントリーモデルとして位置づけられています。
黒ラベルの味わいは、マイルドな口当たりとほのかなピート香が特徴的です。
カカオやレーズンの甘い香りを感じつつも、かすかなスモーク感があります。
アルコール度数は40%と標準的な強さです。
複数のレビューを見ると、黒ラベルはストレートで飲むよりも水やソーダで割った方が良さが引き立つようです。
特にハイボールにすると「スッキリめの味わい」になり、「グレープフルーツやハチミツのような甘み」も感じられるようになります。
ボトルデザインはシンプルでかっこいいと評価されており、値段も2,200円~2,500円程度とリーズナブル。
贈り物としても人気があるようです。
- アルコール度数40%のスタンダードなブレンデッド
- マイルドな口当たりでほのかなピート香がある
- ハイボールがもっとも相性の良い飲み方
黒ラベルの評価は人によって分かれているものの、「ちょっと甘口でまろやか」「クセがないので初心者でも飲みやすい」といった意見も見られます。
一方で、「若さを感じる味わい」「アルコール刺激がある」といった指摘もあります。
山桜黒ラベルは、日本の地ウイスキーならではの個性を持ちながらも、価格以上の満足感を得られる銘柄と言えるでしょう。
特にハイボールや水割りなど、カジュアルな飲み方を好む人にとっては、日常使いしやすいウイスキーです。
食中酒としても合わせやすい特徴を持っています。
山桜ウイスキー正露丸の噂
インターネット上で時々見かける「山桜ウイスキーが正露丸の香りがする」という噂について、実際のレビューから探ってみました。
いくつかのレビューでは、山桜ウイスキーについて「スモーキー」「ピート香がある」という表現が使われています。
特に黒ラベルは「ほのかなピート香」が特徴として挙げられていることが多いです。
一部のレビューでは、より具体的に「草っぽいピート感」「スモーキーな風味と草っぽいピート感」といった表現も見られます。
これらの香りや風味が、薬っぽさや正露丸を連想させる原因になっているのかもしれません。
また、あるレビューには「若干焼酎っぽい香り」という記述もあり、日本の伝統的なお酒の製造元である笹の川酒造の特徴が表れているという指摘もあります。
- スモーキーな風味やピート香が特徴的
- 草っぽい香りが正露丸を連想させる可能性
- 焼酎に近い香りも感じる人がいる
正露丸の主成分は木クレオソートで、これは燻製料理でも感じられる香りの成分です。
山桜ウイスキーのスモーキーさと重なる部分があるのかもしれません。
しかし、多くのレビューでは、山桜ウイスキーをハイボールなどで割ると「メープルシロップを思わせる甘い香り」や「クリーンで優しいハーブ香」など、より心地よい香りの表現に変わっています。
山桜ウイスキーの飲み方によって、感じられる香りも大きく変わるようです。
正露丸のような香りが気になる場合は、水やソーダで割って飲むことで、より飲みやすく楽しめる可能性が高いでしょう。
おすすめの飲み方とは
様々なレビューや評価を見ると、山桜ウイスキーは飲み方によって評価がガラリと変わるお酒だと言えます。
多くの専門家や愛飲家がハイボール(ソーダ割り)を最もおすすめしています。
山桜黒ラベルのレビューでは「スモーキーさと草っぽいピート感が香る、スッキリめの味わいに。
グレーン系の甘さも若干あり、非常に飲みやすい」と絶賛されています。
ハイボールにすることで、アルコール刺激が和らぎ、山桜本来の良さが引き立つようです。
2番目におすすめなのが水割りです。
「ピート感が中心にあり、ややドライめな味わい。
ライトな口当たりで飲みやすい」といった評価があります。
ただし、少し濃い目に作ることで甘みとのバランスが良くなるとのアドバイスも。
トワイスアップ(常温の水で割る飲み方)も高く評価されています。
「隠れていた甘さやフルーティーさが出てくる。
アルコール刺激も和らいで好印象」という声があります。
- ハイボール:最もおすすめの飲み方
- 水割り:少し濃い目に作るのがコツ
- トワイスアップ:甘さが引き立つ
ロックについても「飲み始めはスモーキーさや草っぽいピート感を中心に、加水が進んでからは甘さも出てくる」と評価されています。
ただし、山桜の種類によっては「ロックはエグすぎて酒を無駄にする可能性すらある」といった厳しい意見もあるので注意が必要です。
最も避けた方が良いのはストレートでの飲み方でしょう。
多くのレビューで「アルコール感が強いためおすすめしない」と指摘されています。
山桜のシリーズの中でも、ピュアモルト山桜はより個性的な味わいを持っており「飲むならハイボールほぼ一択」と言われるほどです。
結論として、山桜ウイスキーは加水やソーダで割ることで香りや味わいが変化し、より楽しめるウイスキーと言えるでしょう。
特にハイボールは食中酒としても合わせやすく、普段使いにも最適です。
山桜ウイスキーの値段と品質
山桜ウイスキーのシリーズは、価格帯によって品質や味わいが異なります。
価格と品質の関係を見ていきましょう。
最も手頃な価格なのが、山桜黒ラベルです。
価格は2,000円台前半で、大手通販サイトでは2,300円程度で購入できます。
エントリーモデルながら「まろやかな口当たり」「ほのかなピート香」が特徴で、「価格以上に上質な味わい」と評価するレビューもあります。
一方、黒ラベルをグレードアップした「山桜プレシャス」は3,300円前後。
こちらは「しっかりとしたモルト感」と「はちみつを感じさせる上品な甘さ」がバランスよく味わえるブレンデッドウイスキーです。
- 黒ラベル:2,000円台前半
- プレシャス:3,300円前後
- ピュアモルト:6,000円台
- シングルモルト安積:11,000円以上
「ピュアモルトウイスキー山桜」になると価格は6,000円台に上昇。
モルトウイスキー100%の贅沢な味わいで、「モルトのリッチな味わい」「シェリー樽由来の柔らかい果実香」「程よいスモーキーフレーバー」が特徴です。
最も高価なのが「シングルモルト安積」シリーズで、11,000円以上するものもあります。
安積蒸溜所の原酒のみを使用した希少品で、熟成度合いやカスクの種類によっても価格が変わります。
ただし、高価なものが必ずしも初心者向けというわけではない点に注意が必要です。
特にピュアモルト山桜については「ロックの味はキツかった」「エグすぎる」といった評価もあり、ハイボールでの飲用が推奨されています。
山桜ウイスキーは、地ウイスキーとしての個性があり、価格に対して期待以上の満足感を得られる銘柄が多いようです。
初めて試すなら黒ラベルから始めて、好みに合えばグレードアップしていくのが良いでしょう。
品質に対する評価は人それぞれなので、自分の好みに合った飲み方で楽しむことが大切です。
山桜ウイスキーまずいと感じない種類

山桜ウイスキー世界一受賞の実績
山桜ウイスキーは、国際的な評価も高く、特に2022年には大きな栄誉を獲得しています。
2022年3月24日、英国ロンドンで発表された「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2022」において、「山桜 ブレンデッドモルト ジャパニーズウイスキー シェリーウッド リザーブ 安積」が世界最高賞を受賞しました。
このコンペティションで、ブレンデッドモルトウイスキー部門の世界チャンピオンに輝いたのです。
WWAは、英国のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が主催する、世界的に権威のあるウイスキーコンペティション。
特徴的なのは、銘柄名を伏せたブラインドテイスティングによる審査が行われる点です。
つまり、ラベルではなく純粋に味だけで評価されるのです。
また、同じ2022年のWWAでは、同じく日本の厚岸蒸溜所の「厚岸 ブレンデッドウイスキー 処暑」もブレンデッドウイスキー部門で世界最高賞を獲得。
日本のウイスキーが2部門で世界一に輝いた記念すべき年となりました。
さらに、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」でも複数の賞を獲得しています。
2019年には、ワイン樽でフィニッシュした山桜の6年物が銀賞を受賞。
さらに「Yamazakura 6 YO Pinot Noir Wine Cask Finish」が、ワールドブレンドウイスキー12年以下でカテゴリーウィナーに選ばれました。
- WWA2022でブレンデッドモルト部門世界最高賞受賞
- TWSC2019で山桜6年物が銀賞など複数受賞
- TWSC2021で「Asaka The First Peated」が金賞
2021年のTWSCでは、「Asaka The First Peated」が金賞を受賞するなど、複数の賞を獲得しています。
また、長濱蒸溜所の「AMAHAGAN ワールドモルト エディション山桜」も、2022年のWWAでベストインターナショナルブレンデッドモルトに選ばれました。
「山桜」の名前がつくウイスキーは世界的にも高く評価されている証拠です。
こうした国際的な受賞歴は、東北の地ウイスキーである山桜の品質の高さを証明するものと言えるでしょう。
通常の商品ラインナップにはない特別な限定品が多いですが、その技術力は普段飲める山桜シリーズにも活かされています。
山桜ウイスキープレシャスの味わい
山桜プレシャスは、笹の川酒造が販売する「黒ラベル」のグレードアップ版として位置づけられているウイスキーです。
価格は3,300円前後で、アルコール度数は46%とやや高め。
複数のレビューを確認すると、山桜プレシャスはあっさりとした飲みやすさが特徴的なウイスキーとして評価されています。
香りの面では、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りに、ハチミツやバニラのような甘い香りが加わります。
クッキーやカシューナッツのような香ばしさも感じられるとのこと。
味わいも同様に、柑橘系とハチミツのバランスが良く、公式説明にもある「モルト感と甘さの余韻の快さ」がしっかり表現されています。
レビューでは「ハチミツレモンのような甘酸っぱさとクッキーのような香ばしさが特徴」と表現されていました。
- 柑橘系の爽やかさとハチミツの甘みが絶妙
- クセが少なくて飲みやすい
- ハイボールにするとグレープフルーツサワーのような味わい
黒ラベルと比較すると、よりモルト比率が高く、しっかりとした旨みを感じられます。
また、アルコール度数が高い分、スパイシーさも増していますが、アルコール刺激は強すぎず、比較的飲みやすいバランスに仕上がっています。
飲み方としては、ロックやハイボールがおすすめ。
特にハイボールにすると、グレープフルーツやハチミツ、バニラの風味が引き立ち、さわやかかつほろ苦いテイストになります。
レビューでは「グレープフルーツサワーは言い過ぎかもしれませんが、そんなニュアンス」と表現されるほど。
ストレートでも楽しめますが、加水することでより甘みやフルーティーさが引き立つとのこと。
ロックにすると、ストレートよりも甘みが増し、よりさっぱりとした口当たりになります。
山桜プレシャスは、あっさりとした味わいのウイスキーが好きな方や、さっぱりした甘みのある食中酒を探している方におすすめの一本と言えるでしょう。
同価格帯のブレンデッドスコッチと比べても引けを取らない品質との評価も見られました。
| ストレート | ロック | ハイボール | |
|---|---|---|---|
| 香り | レモン グレープフルーツ ハチミツ クッキー | ハチミツレモン おしろい | グレープフルーツ ハチミツ バニラ |
| 味わい | あっさりして クセがない ハチミツレモンの 甘酸っぱさ | ストレートより 甘みが増す さっぱりとした 口当たり | さわやかで ほろ苦い グレープフルーツ サワーのよう |
| 特徴 | 柑橘系と ハチミツの バランスが良い | 加水により 甘みが引き立つ | 甘みとほろ苦さが 絶妙なバランス |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
山桜ウイスキーイオン限定版
2022年10月14日に発売された「ブレンデッドウイスキー山桜 スモーキーエディション」は、イオングループの店舗限定で販売されているスペシャルな山桜ウイスキーです。
このイオン限定版は、通常の山桜黒ラベルよりもスモーキーさを強調した味わいに仕上げられています。
笹の川酒造の安積蒸溜所で蒸留した原酒と、厳選したモルトとグレーンをブレンドして作られており、マイルドな口当たりと華やかな余韻が特徴です。
アルコール度数は46%と、標準的な山桜黒ラベル(40%)より高めに設定されています。
価格は3,300円(税込)で、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」、都内路面店「イオンリカー」など約170店舗で販売されています。
- イオングループ限定で販売
- アルコール度数46%のスモーキータイプ
- ノンチルフィルタード&ナチュラルカラー製法
特筆すべきは製法で、「ノンチルフィルタード(非冷却濾過)」「ナチュラルカラー(無着色)」という、ウイスキー本来の味わいを大切にする製法が採用されています。
これにより、スモーキーな風味が活きた本格的な味わいが楽しめるのです。
レビューによると、「軽やかまろやかな飲み口ながら、ピート香はしっかり、納得のスモーキーフレーバー」とのこと。
スモークチーズなどの燻製料理との相性も良いとされています。
飲み方は、スモーキー感を重視するならストレートがおすすめ。
一方、ソーダ割りにすると「その軽快さに何杯でもいけちゃいそうなハイボールになります」と評価されています。
山桜スモーキーエディションは、普段からスモーキーフレーバーのウイスキーを愛飲している人はもちろん、飲み慣れていない人にも満足いただける味わいとのこと。
高級感のあるシックなデザインのパッケージは、贈り物としても人気があります。
イオン限定品ということで希少性もあり、ちょっと珍しいウイスキーを探している方には、ぜひ試していただきたい一本です。
山桜ブランドの個性的なバリエーションとして、コレクションに加える価値も十分にあるでしょう。
山桜ウイスキー安積蒸留所の魅力
福島県郡山市にある安積蒸溜所は、「風の蒸溜所」とも呼ばれる特別な場所です。
猪苗代湖の南に位置し、冬には磐梯山から吹き下ろす風「磐梯おろし」が吹きつけるという独特の環境にあります。
この蒸溜所は明和2年(1765年)創業の笹の川酒造が所有しています。
実は笹の川酒造は、ウイスキー製造免許を取得したのが昭和21年(1946年)と、日本で最も古いウイスキー蒸溜所の一つなのです。
そのため、安積蒸溜所は「東北最古のウイスキー蒸溜所」という肩書きを持っています。
戦後、アメリカ軍駐留の影響もあって「チェリーウイスキー」というブランドでウイスキーを製造。
1980年代のウイスキーブームでは「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれて人気を博しました。
- 夏と冬の寒暖差が大きい福島の風土が熟成を促進
- 「1日1樽」の少量生産で品質にこだわる
- 年間200~250樽というクラフト蒸溜所ならではの生産量
安積蒸溜所は一時期ウイスキー製造を停止していましたが、2014年に「山桜(YAMAZAKURA)」ブランドをリリース。
さらに2016年冬に蒸溜所を再開し、「1日1樽」という少量生産にこだわった本格的なクラフトウイスキー製造を始めました。
興味深いのは、笹の川酒造とイチローズモルトの関係です。
肥土伊知郎氏の成功に貢献しており、羽生蒸溜所の原酒樽を一時預かったことが、世界的人気を博す「イチローズモルト」につながりました。
肥土氏のウイスキー造りへの情熱に感銘を受けた山口哲蔵社長が、蒸溜再開を決意したという歴史もあります。
安積蒸溜所の特徴は水にもあります。
明治期の国家事業として猪苗代湖から郡山まで引かれた安積疎水(日本三大疎水の最初の事業)の水を使用しているのです。
また、麦芽はスコットランドのCRISP社のものを使用し、ノンピート麦芽が8割、残りがヘビリーピーテッド麦芽という配合になっています。
こうした歴史と伝統、そして繊細なクラフトマンシップが、安積蒸溜所の魅力であり、山桜ウイスキーの個性を生み出す源となっています。
山桜ウイスキー何種類ある?
山桜ウイスキーは、笹の川酒造が展開するラインナップが豊富なブランドです。
大きく分けるとブレンデッドウイスキー、ピュアモルトウイスキー、シングルモルトウイスキーの3タイプがあります。
ブレンデッドウイスキーのラインナップには、スタンダードな「山桜黒ラベル」を中心に、グレードアップした「山桜プレシャス」、よりスモーキーな「山桜スモーキーエディション」(イオン限定)、世界5大産地の原酒を使用した「YAMAZAKURA 安積蒸溜所&4」などがあります。
ピュアモルトウイスキーのシリーズは、通常版の「ピュアモルトウイスキー山桜」に加え、以下が発売されています。
- リミテッドエディションとして「ピュアモルトウイスキー山桜 リミテッド」
- カスクフィニッシュのバリエーションとして「ピュアモルトウイスキー山桜 ラムカスクフィニッシュ」
- 「ピュアモルトウイスキー山桜 20年 ミズナラカスクフィニッシュ」
- ブレンデッドウイスキー:4種類以上
- ピュアモルトウイスキー:5種類以上
- シングルモルトウイスキー:5種類以上
さらに、安積蒸溜所のシングルモルトとして、「山桜シングルモルト 安積 The First Peated」「YAMAZAKURA シングルモルト 安積 2024 EDITION」などがあります。
また、「安積 シングルモルト 山桜 桜カスクフィニッシュ」「安積 シングルモルト 山桜 カベルネ・ソーヴィニヨンカスク リザーブ」など、ユニークなカスクフィニッシュのバリエーションも展開されています。
他にも、「山桜ニューボーン 2019 カスク#17189」のような若い原酒を瓶詰めした商品や、「山桜ピュアモルト 18年」のような熟成度の高い限定品も過去にリリースされてきました。
公式オンラインショップでは14種類以上の商品が掲載されていますが、限定生産品や販売終了品も含めると、山桜ブランド全体では20種類以上のウイスキーがこれまでにリリースされてきたと考えられます。
しかし、特に限定品は入手困難なことが多く、常時購入できるのは「山桜黒ラベル」「山桜プレシャス」「ピュアモルトウイスキー山桜」などの定番品が中心です。
イオン限定の「スモーキーエディション」も比較的入手しやすい部類に入ります。
山桜ウイスキーは、福島の地ウイスキーとしての個性を持ちながら、多様なバリエーションで幅広いウイスキーファンの好みに応えています。
| ブレンデッド | ピュアモルト | シングルモルト | |
|---|---|---|---|
| 主な銘柄 | 黒ラベル プレシャス スモーキーエディション 安積蒸溜所&4 | ピュアモルト山桜 ラムカスクフィニッシュ リミテッドエディション 20年ミズナラカスク | 安積 The First Peated 安積 2024 EDITION 桜カスクフィニッシュ カベルネ・ソーヴィニヨンカスク |
| アルコール度数 | 40%~47% | 48%前後 | 50%前後 |
| 価格帯 | 2,000円台~4,000円台 | 6,000円台~ | 10,000円~ |
| 特徴 | 飲みやすく バランスが良い | モルト本来の 味わいが楽しめる | 安積蒸溜所の 個性が強く表れる |
ブレンデッドとピュアモルトの違い
ウイスキーの種類を表す「ブレンデッド」と「ピュアモルト」という言葉。
この2つには重要な違いがあります。
ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものです。
モルトウイスキーは大麦麦芽だけを原料にしたもの。
一方、グレーンウイスキーはトウモロコシや小麦などの穀物を主原料にしています。
このブレンドによって、飲みやすく、価格も比較的手頃なウイスキーが生まれます。
山桜の「黒ラベル」や「プレシャス」はこのタイプです。
対してピュアモルトウイスキーは、異なるモルトウイスキーのみをブレンドしたものです。
グレーンウイスキーは一切使われていません。
そのため、より芳醇で深い味わいが特徴で、一般的に価格も高くなります。
「ピュアモルトウイスキー山桜」がこれにあたります。
- ブレンデッド:モルト+グレーン
- ピュアモルト:モルトのみ(複数蒸留所)
- シングルモルト:単一蒸留所のモルトのみ
実は「ピュアモルト」という分類は日本発祥です。
ニッカウイスキーが提唱した概念で、彼らの「竹鶴」ブランドは余市と宮城峡という2つの蒸留所のモルトウイスキーをブレンドしています。
現在ではスコットランドでも同様の概念が取り入れられ、「ブレンデッドモルト」と呼ばれるようになりました。
もう一つ覚えておきたいのが「シングルモルト」です。
これは単一の蒸留所で作られたモルトウイスキーのみを使ったもので、その蒸留所の個性が強く表れます。
「山桜シングルモルト 安積」シリーズがこれにあたります。
山桜ウイスキーの場合、価格と味わいの違いも明確です。
ブレンデッドの「黒ラベル」は2,300円程度、ピュアモルトは6,000円台、そしてシングルモルトは1万円以上するものもあります。
味わいの面では、ブレンデッドはマイルドで飲みやすく、ピュアモルトはよりリッチで個性的、シングルモルトはその蒸留所ならではの特徴が楽しめます。
結局のところ、どれが「良い」というわけではなく、その時の気分や好みに合わせて選ぶのが一番です。
初めて山桜を試すなら、まずはブレンデッドから始めるのがおすすめでしょう。
| ブレンデッド | ピュアモルト | シングルモルト | |
|---|---|---|---|
| 原料 | モルト+グレーン | モルトのみ(複数蒸溜所) | モルトのみ(単一蒸溜所) |
| 山桜の代表例 | 黒ラベル プレシャス | ピュアモルト山桜 | 山桜シングルモルト安積 |
| 価格目安 | 2,300円~ | 6,000円台~ | 10,000円以上 |
| 味わいの特徴 | マイルドで飲みやすい | リッチで個性的 | 蒸溜所独自の特徴が強い |
| 分類の発祥 | スコットランド | 日本(ニッカウイスキー) | スコットランド |
山桜ウイスキーまずいは都市伝説?ストレートで失敗しない究極ガイド:まとめ
「山桜ウイスキーまずい」という評価は、主に飲み方との相性から生まれています。
ストレートで飲むと若さのあるアルコール刺激が強く、「焼酎っぽい風味」や「エグみ」を感じる人も。
正露丸の香りがするという噂は、スモーキーな風味や木クレオソートに似たピート香が原因かもしれません。
しかし飲み方を変えれば印象は大きく変わります。
ハイボールにすると「スッキリめの味わい」になり、グレープフルーツやハチミツの甘みも感じられるようになります。
山桜ウイスキーには、黒ラベル(2,000円台)、プレシャス(3,300円前後)、ピュアモルト(6,000円台)など様々な種類があり、2022年には「山桜ブレンデッドモルト シェリーウッドリザーブ安積」が世界最高賞を受賞しています。
東北最古のウイスキー蒸溜所で造られる山桜は、その特性を活かす飲み方を選ぶことで十分に楽しめるウイスキーです。




