「厚岸ウイスキーまずい」という検索結果を見て、試すのをためらっていませんか?
せっかく手に入れても、「まずい」と言われるものを買いたくないですよね…
実は、SNS調査では「美味しい」という評価が50件以上あるのに対し、「まずい」という評価は0件という驚きの結果が!
その秘密は、スモーキーでピーティーな独特の風味を楽しむコツにあります。少量の水を加えるだけで香りが開き、まったく違う味わいを楽しめるんです。
当記事を読めば、厚岸ウイスキーの本当の魅力と、初心者でも楽しめる飲み方のコツを知ることができますよ!
- 「厚岸ウイスキーはまずい」という噂の真相がわかる
- 厚岸ウイスキーの最適な飲み方で本来の美味しさを楽しめる
- 二十四節気シリーズの特徴と価値を理解できる
- 厚岸ウイスキーの入手方法と価格相場を把握できる
- 初心者でも楽しめる厚岸ウイスキーの選び方がわかる
厚岸ウイスキーはまずいという評判は本当か?

なぜまずいと言われる噂が広がった?
「厚岸ウイスキーはまずい」という噂がネット検索でよく見られますが、実際の口コミ調査では違う結果が出ています。
Twitter(X)での2022年から2023年の調査では、「美味しい」「おいしい」「うまい」というポジティブな評価が50件以上あったのに対し、「美味しくない」「おいしくない」「まずい」というネガティブな評価は0件でした。
つまり、実際にまずいと言っている人はほとんどいないのです。
では、なぜ「まずい」という噂が広がったのでしょうか?その理由は主に3つあります。
- 高すぎる価格に対する期待との落差
- 希少性が高く、実際に飲んだ人が少ない
- ピーティーな風味が好みに合わない人もいる
1つ目は、価格と期待のギャップです。
厚岸ウイスキーは定価でも1本1万円から2万円台と高価ですが、プレミア価格がつくと3万円以上になることも。
「この値段なら凄いものだろう」という期待が大きすぎて、「意外に普通」と感じる人もいます。
2つ目は入手困難さです。
生産量が非常に限られており、抽選販売が主流。
北海道の厚岸町に行っても簡単には買えません。
多くの人は実際に飲めていないのに、噂だけが広がっていった可能性が高いです。
3つ目はピート香の特徴的な風味です。
厚岸ウイスキーは「スモーキー」で「ピーティー」な香りが特徴ですが、この独特の風味が初めての人には強く感じられることがあります。
実際のところ、厚岸ウイスキーは国際的な酒類コンペティションで最優秀金賞を受賞するなど、品質は世界的に認められています。
「まずい」という噂は、単に手に入りにくさや高価格から生まれた都市伝説かもしれませんね。
厚岸ウイスキー白露の評価と特徴
厚岸蒸溜所の二十四節気シリーズ第12弾として2023年8月に発売された「白露」は、専門家からも高く評価されているシングルモルトウイスキーです。
- 焚き火のようなスモーキーな香りが特徴
- 柑橘系の爽やかな味わいとのバランス
- ラベルは秋の訪れを表す「白露」をイメージ
テイスティングノートによると、香りは「たき火」「和の柑橘」「カスタードプリン」「マーマレード」と表現されています。
実際に飲むと、みかんジンジャーやオレンジ味のラムネのような味わいが広がり、余韻にはホワイトペッパーや塩レモン、柑橘の甘さが残ります。
「白露」という名前は二十四節気の15番目にあたる日で、秋の深まりを感じる時期を表しています。
この時期は朝晩に草木に白い露が宿る様子から名付けられました。
飲み方としては、ストレートはもちろん、少量の水を加えるトワイスアップもおすすめです。
厚岸白露の特徴的なところは、これまでの厚岸ウイスキーとはまた違った煙臭さにあります。
道産大麦を使用した原酒を一部採用し、道産ミズナラ樽などで3年以上熟成させています。
ミズナラ特有のオリエンタルなお香のような香りが徐々に表面に出てくるのが特徴的です。
樽構成は、北海道産を含むミズナラ樽が約15%、シェリー樽が約15%、ワイン樽が約30%、バーボン樽が約30%、ラム樽が約10%と推測されています。
ピーティーな原酒の割合も多く、ウッディでビターな仕上がりになっています。
評価としては、当初は樽感の強さが少々アンバランスに感じる人もいましたが、時間が経つにつれて香りと味わいのバランスが良くなったという声も。
特に秋の季節、アウトドアで飲むと良い相性を見せるウイスキーとして愛されています。
定価は19,800円(税込)でしたが、現在は希少性から相場が上がっており、30,000円前後で取引されることも少なくありません。
厚岸ウイスキーの実際の味わいとは
厚岸ウイスキーの味わいで多くの人が驚くのは、そのスモーキーでピーティーな香りの特徴的な個性です。
これはスコットランドのアイラモルトと呼ばれるタイプのウイスキーに似た風味を持っています。
- スモーキー:焚き火のような煙の香り
- ピーティー:泥炭(ピート)由来の深い風味
- 柑橘系の甘み:爽やかさとのバランス
厚岸ウイスキーの味わいを詳しく見ていくと、シリーズによって少しずつ違いがあります。
例えば「寒露」では、ドライフルーツのような甘さを持つ重厚な香りが特徴で、いちご・オレンジ・リンゴなどの果実の風味とホワイトペッパーのようなスパイシーさが感じられます。
「白露」では、たき火の香りに和の柑橘系の香りが混ざり、カスタードプリンやマーマレードのような甘さも加わります。
味わいはみかんジンジャーやオレンジ味のラムネのように表現されています。
「霜降」では、カサブランカ(ユリ)やみかん畑、柑橘ミックスのシャーベット、ココア、黒糖といった香りが特徴的。
味わいには様々な色の柑橘とまろやかな塩味があり、余韻には生姜や山椒、はちみつバターと隠れた醤油の風味が感じられます。
厚岸ウイスキーの最大の特徴は北海道・厚岸の自然環境を映し出した味わいにあります。
厚岸蒸溜所は冷涼な気候と海からの潮風、ピート層を通った水を使って製造しており、これがウイスキーに独特の風味を与えています。
特にこのウイスキーが評価されているのは、スモーキーな香りだけでなく、それと共存する柑橘系の爽やかさと甘みのバランスです。
一見相反する要素が複雑に絡み合い、飲むほどに新しい発見がある奥深さがあります。
初めて飲む人はその強烈な個性に驚くかもしれませんが、少しずつ味わううちに、独特の魅力にハマっていく人が多いのも事実。
口コミでは「美味しい」「大変美味しい」という評価が圧倒的に多く見られます。
厚岸ウイスキーを一言でまとめるなら、北海道の大自然の恵みを映し出した、世界でも類を見ない個性的で奥深い味わいのウイスキーと言えるでしょう。
厚岸ウイスキーがプレミア価格の理由
厚岸ウイスキーの価格は年々上昇し、定価でさえ高いと感じる方もいるでしょう。
実際に二十四節気シリーズの価格推移を見ると、シングルモルトは16,500円→19,800円→23,100円、ブレンデッドは11,000円→13,200円→16,500円と、約5年で1.4~1.5倍になっています。
さらに市場では定価を大きく上回るプレミア価格で取引されていることも珍しくありません。
その理由はいくつかあります。
- 生産量が非常に限られている
- 国際コンペティションでの高評価
- 原料や製法へのこだわり
- 熟成に時間がかかる
まず最大の理由は圧倒的な希少性です。
厚岸蒸溜所は小規模な蒸溜所で、大量生産を行っていません。
初期の二十四節気シリーズでは生産本数が明記されていましたが、例えば「寒露」は15,000本、「芒種」「処暑」は10,000本限定でした。
最近のリリースでは「数量限定」とだけ表記され、具体的な本数は明かされていませんが、決して多くないことは間違いありません。
次に品質の高さと国際的な評価があります。
「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2021」では最優秀金賞を受賞するなど、世界的な評価も高いのです。
これがブランド価値をさらに高めています。
また、製法へのこだわりも価格に反映されています。
厚岸蒸溜所では北海道の自然を活かし、地元の大麦や厳選された水源から水を調達。
スコットランドのフォーサイス社の技術協力のもと、伝統的な製法を守っています。
さらに、バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽など様々な樽を使い分け、厳選した原酒を熟成させているのです。
ウイスキー作りには長い時間も必要です。
良質なウイスキーを作るには最低でも3年以上の熟成期間が必要で、この間に「天使の分け前」と呼ばれる蒸発により量も減っていきます。
これらの要素が組み合わさり、厚岸ウイスキーは定価でも高価であり、流通量が少ないため市場ではさらに高いプレミア価格が付いているのです。
希少で高品質なものには価値があるという、シンプルな市場原理が働いています。
まずいと感じる人におすすめの飲み方
厚岸ウイスキーの独特な風味に慣れていない方は、最初は「強すぎる」と感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫、ちょっとした工夫で誰でも楽しめるようになります。
- トワイスアップ(少量の水を加える)
- ハイボール(炭酸水で割る)
- ロック(氷と一緒に楽しむ)
まず最初に試してほしいのがトワイスアップです。
少量の水を加えるだけで香りが開き、ピート香の強さが和らぎます。
特に「白露」や「寒露」などの厚岸シングルモルトは、少しの水を加えることで柑橘系の爽やかな香りが立ち上がり、驚くほど味わいが変化します。
次に試してほしいのはハイボールです。
炭酸水で割ることで刺激が和らぎ、飲みやすくなります。
特に「霜降」や「小雪」などのブレンデッドタイプは、ハイボールにするとほどよい甘みと爽やかさが引き立ちます。
季節によって飲み方を変えるのも一つの方法です。
夏は氷をたっぷり入れたロックで楽しむと、厚岸の特徴である柑橘系の香りが際立ちます。
冬は湯割りもおすすめ。
温めることでピート香が柔らかくなり、体も温まるので一石二鳥です。
食べ物と一緒に楽しむのも手です。
厚岸町は牡蠣の産地としても有名で、実は厚岸ウイスキーと牡蠣は相性抜群。
「牡蠣にウイスキーをかけて食べるとおいしい」という口コミも多く見られます。
海の幸との組み合わせで、厚岸の潮風を感じさせるウイスキーの魅力を再発見できるでしょう。
チョコレートや濃厚なチーズなど、味の主張が強い食べ物と一緒に飲むと、厚岸ウイスキーの複雑な風味との調和を楽しめます。
初めての一杯は少量から始めることも大切です。
15mlほどの少量から味わってみて、自分に合った飲み方を見つけていきましょう。
厚岸ウイスキーは飲み方によって様々な表情を見せる、奥深いお酒なのです。
厚岸ウイスキーがまずいと思われる背景とその実態

どこで買える?入手方法と価格相場
厚岸ウイスキーを入手するのは実はかなり難しいことをご存知でしょうか。
驚くことに、製造元の厚岸町に行っても簡単には買えないと言われています。
- 抽選販売が主流(各種百貨店やリカーショップなど)
- オンラインショップ(楽天、Amazon、公式サイト)
- ふるさと納税の返礼品として入手可能
最も確実なのは抽選販売に参加することです。
大丸札幌店、伊勢丹新宿店、松坂屋上野店などの百貨店や、リカーズハセガワ本店、ウイスキーブティッククロードなどの専門店がたびたび抽選販売を実施しています。
例えば、2025年3月には厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー「冬至」の抽選販売が大丸札幌店で行われました。
多くの場合、抽選に参加するには会員登録やカード会員であることが条件となっています。
オンラインショップでは、Amazon、楽天市場、公式サイトなどで購入可能です。
価格相場としては、楽天市場では「小雪」が約19,000円、「冬至」が約32,800円、「霜降」が約17,150円程度となっています。
Amazonでも同様の価格帯で販売されていることが多いようです。
ただし、人気商品のため通常の販売価格よりも高いプレミア価格がついていることがほとんど。
2025年3月時点での買取価格を見ると、「霜降」が11,000円、「小暑」が16,000円、「立春」が14,000円などとなっており、これらよりも販売価格が高くなっています。
意外な入手方法として、ふるさと納税の返礼品があります。
厚岸町へのふるさと納税では、「厚岸ブレンデッドウイスキー霜降」を含むセットが返礼品として用意されています。
寄附金額は9万円程度からと高めですが、厚岸産の海産物などとセットになっているので、特産品も一緒に楽しめるメリットがあります。
あるいは、バーや飲食店で1杯から試すという方法もあります。
「BAR新海」では「むろい」を1杯45mlで11,550円、30mlで7,700円、15mlで3,850円と少量から提供しているので、高価なボトルを購入する前に味を確かめることができるでしょう。
どの方法にせよ、人気の厚岸ウイスキーを手に入れるには、情報収集と粘り強さが必要です。
抽選情報のチェックや、オンラインショップの在庫状況をこまめに確認することをおすすめします。
厚岸蒸溜所の歴史と生産工程
厚岸蒸溜所は北海道厚岸郡厚岸町に2016年に誕生した比較的新しい蒸溜所です。
創業者の樋田恵一氏は若い頃からウイスキーに魅了され、特にスコットランドのアイラモルトに心惹かれていました。
- 2013年:試験的蒸留を開始
- 2016年:厚岸蒸溜所で本格的な蒸留スタート
- 2018年:初商品「厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 1」発売
- 2020年:二十四節気シリーズの第一弾「寒露」発売
樋田氏が厚岸を選んだ理由は、この土地がスコットランドのアイラ島のような環境を持っていたからです。
冷涼な気候、海からの潮風、清浄な空気、そしてピート層を通った茶褐色の水など、ウイスキー造りに理想的な条件が揃っていました。
蒸溜所の設備にもこだわりが見られます。
スコットランドのフォーサイス社製のポットスチルを導入し、同社の技術者が数ヶ月間滞在してノウハウを伝授しました。
容量1トンのセミロイタータンで糖化を行い、ステンレス製のウォッシュバックで約120時間かけて発酵させます。
蒸留は、ずんぐりとしたストレート型のポットスチルで行われます。
初留・再留各1基を使用し、ウイスキーらしい風味を生み出しています。
熟成は敷地内のダンネージ式とラック式のウェアハウスで行われ、様々な種類の樽を使い分けて個性的な風味を追求しています。
使用される樽は、バーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽など様々ですが、特筆すべきは日本産の「ミズナラ樽」の使用です。
樹齢100年以上のミズナラからは1本ほどしか樽が作れないという希少なもので、厚岸町の町有林から提供されています。
原料にもこだわりがあり、スコットランド産の大麦のほか、地元産の「りょうふう」と呼ばれる二条大麦も使用。
将来的には100%厚岸産のウイスキー作りを目指しており、すでに北海道産大麦・厚岸産酵母・北海道産ミズナラ樽熟成という条件を満たした原酒も一部使用されています。
熟成期間は基本的に3年以上。
スコットランドの倍以上となる年間寒暖差を活かし、短い期間でも十分な熟成感を得られています。
このように厚岸蒸溜所は、スコットランドの伝統的製法を基盤としながらも、北海道・厚岸の風土を活かした独自のウイスキー造りに取り組んでいるのです。
| 工程 | 使用機材 | 特徴 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 糖化 | セミロイタータン(1トン) | 一度に5,000Lのウォートを抽出 |
| 2 | 発酵 | ステンレス製ウォッシュバック(6基) | 約120時間かけて発酵(温度調節機能なし) |
| 3 | 蒸留 | ポットスチル(初留・再留各1基) | ずんぐりとしたストレート型 |
| 4 | 熟成 | ダンネージ式・ラック式ウェアハウス | 厚岸湾を望む敷地内で3年以上熟成 |
| 5 | 樽の種類 | バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽など | 特に北海道産ミズナラ樽は希少価値が高い |
人気の秘密と二十四節気シリーズ
厚岸ウイスキーの人気を決定的にしたのが、2020年10月から始まった「二十四節気シリーズ」です。
このシリーズは日本の季節感を表現した独創的な企画で、約3ヶ月ごとに新作が発売されています。
- 二十四節気:1年を24等分した季節の区分
- 現在までに18種類が発売(2025年3月時点)
- シングルモルトとブレンデッドを交互に発売
第1弾は「寒露」というシングルモルトから始まりました。
寒露とは10月8日頃の、秋が深まり露が冷たくなりはじめる時期を指します。
その後「雨水」「芒種」「処暑」と続き、2025年3月時点で第18弾の「冬至」まで発売されています。
このシリーズの特徴は、それぞれの季節にふさわしい味わいや香りが表現されている点です。
例えば「霜降」(秋を表す)は、カサブランカやみかん畑、柑橘ミックスのシャーベットの香りを持ち、余韻には生姜や山椒、はちみつバターの風味があります。
「立春」(春の始まり)では、練乳や発酵バター、ホイップクリームの香りに、ピートと柑橘ミックスジュースの味わいが特徴的です。
パッケージデザインにもこだわりが見られます。
例えば「大暑」のラベルは浴衣をイメージした藍色を採用し、「霜降」は北の大地が初めての霜化粧を纏う様子を表現しています。
二十四節気シリーズの価格推移も興味深いものがあります。
当初はシングルモルトが16,500円、ブレンデッドが11,000円でしたが、第5弾からはシングルモルトが19,800円、ブレンデッドが13,200円に値上げ。
さらに第15弾からはブレンデッドが16,500円、第16弾ではシングルモルトが23,100円へと上昇しました。
特に注目すべきは第18弾の「冬至」です。
これは北海道初となる「シングルブレンデッド」という新しいカテゴリーのウイスキーで、グレーン原酒もすべて厚岸蒸溜所で製造されています。
北海道産の大麦、小麦、米、蕎麦を用いた、まさに北の大地を体現したウイスキーとなっています。
二十四節気のうち、まだ発売されていないのは「春分」「立夏」「夏至」「立秋」「秋分」「小寒」の6つです。
これからも厚岸蒸溜所からの新たな季節の表現が楽しみですね。
独自のコンセプト、季節感あふれる表現、品質の高さと希少性が相まって、厚岸ウイスキーの二十四節気シリーズは国内外のウイスキーファンから高い支持を得ているのです。
| 発売順 | 銘柄名 | タイプ | 発売時期 | アルコール度数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 第1弾 | 寒露 | シングルモルト | 2020年10月 | 55% |
| 2 | 第5弾 | 立冬 | シングルモルト | 2021年11月 | 55% |
| 3 | 第10弾 | 啓蟄 | シングルモルト | 2023年2月 | 55% |
| 4 | 第12弾 | 白露 | シングルモルト | 2023年8月 | 55% |
| 5 | 第17弾 | 霜降 | ブレンデッド | 2024年11月 | 48% |
| 6 | 第18弾 | 冬至 | シングルブレンデッド | 2025年2月 | 48% |
霜降(そうこう)の特徴と評価
「霜降」は厚岸ウイスキーの二十四節気シリーズ第17弾として2024年11月下旬に発売されたブレンデッドウイスキーです。
名前の「霜降」とは、10月23日頃にあたる二十四節気の一つで、初霜が降り始める秋の終わりを告げる季節を表しています。
- ブレンデッドウイスキー(アルコール度数48%)
- 和の柑橘香が特徴的な味わい
- 定価16,500円(税込)
「霜降」の公式テイスティングノートによると、香りは「カサブランカ(ユリ)」「みかん畑」「柑橘ミックスのシャーベット」「ココア」「黒糖」という複雑な香りが特徴です。
実際に口に含むと、様々な色の柑橘の風味とまろやかな塩味が広がります。
飲み終わった後の余韻には、生姜や山椒のスパイシーさ、はちみつバターの甘さ、そして隠れた醤油のような和のニュアンスが残ります。
これらが絶妙なバランスで共存し、秋の深まりを感じさせる風味に仕上がっています。
厚岸蒸溜所の公式コメントでは、「すべての動植物が甘美な恵みを享受する、実りの秋。
北の大地は、今年初の霜化粧を纏います。
厚岸『霜降』も、伝統のクラシックブレンド。
厚岸で熟成を重ねたウイスキーに育まれる和の柑橘香をお愉しみください」と表現されています。
ラベルデザインも秋らしい色合いになっており、実りの秋と霜の訪れを表現しています。
ボトルとパッケージの調和も美しく、贈り物としても喜ばれるでしょう。
市場での評価も高く、発売後すぐに完売する店舗が続出。
リサーチによれば、買取価格は11,000円前後ですが、小売価格は定価を上回り17,000円から24,000円程度で取引されていることが多いようです。
飲み方としては、ストレートはもちろん、少量の水を加えるトワイスアップもおすすめ。
水を加えることで柑橘の風味がさらに広がり、香りの変化を楽しめます。
秋から冬への移り変わりの季節に飲むと、その名前の由来を実感できるはずです。
厚岸の二十四節気シリーズのなかでも、「霜降」は和の要素を特に感じられる一本。
日本の風土と季節感を大切にする厚岸蒸溜所のこだわりが感じられるウイスキーと言えるでしょう。
室井コラボの特別版とは
2024年に厚岸ウイスキーは、人気ドラマ「踊る大捜査線」シリーズの最新作映画とコラボレーションした特別限定ボトル「むろい(室井)」を発売しました。
これは映画『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』のために特別に製作されたシングルモルトウイスキーです。
- 「踊る」プロジェクト再始動記念ボトル
- 抽選販売で数回に分けて販売
- 価格50,000円(税込)
特筆すべきは、この「むろい」というウイスキーが実際に映画の中で使われているという点です。
映画内で室井役の柳葉敏郎さんが印象的な飲み方でこのウイスキーを飲んでいるシーンがあり、ファンにとっては劇中と同じ体験ができる貴重な商品となっています。
「むろい」は通常の厚岸ウイスキーとは異なる特別な原酒を使用しています。
ピーテッドのシェリー樽とノンピートのシェリー樽を組み合わせて骨組みを作り、そこに厚岸蒸溜所が持つスペシャルな樽の原酒を足して完成させた超プレミアム仕様のウイスキーです。
アルコール度数は54度と高めに設定されています。
販売方法もユニークで、通常の店頭販売ではなく抽選販売を採用。
2024年10月から12月にかけて4回に分けて抽選が行われました。
第1回から第3回はそれぞれ100本ずつ、第4回は135本の合計435本が販売されました。
このコラボレーションは「踊る大捜査線」シリーズの再始動プロジェクトの一環として企画されたもので、室井慎次の生き様を表現した「MUROISM(ムロイズム)」ブランドの一部としても展開されています。
コラボグッズとしては他にもTシャツやコインケース、サウナタオル、メガネケースなども販売されました。
バーでは「BAR新海」がこの特別版「むろい」を取り扱っており、1杯45mlで11,550円、30mlで7,700円、15mlで3,850円と高価ながらも少量から試すことができます。
「むろい」は厚岸ウイスキーの高い品質と人気ドラマのコラボレーションという相乗効果で、発売当初から高い注目を集めました。
限定435本という希少性から、中古市場ではさらに高額で取引されることもあるようです。
ウイスキーファンだけでなく、ドラマファンにとっても垂涎の一品と言えるでしょう。
厚岸ウイスキーの買取相場と価値
厚岸ウイスキーは希少価値が高く、買取市場でも人気のある銘柄です。
2025年3月時点での厚岸ウイスキーの買取価格を見ると、銘柄によって価格に大きな差があることがわかります。
- シングルモルトが高額買取の傾向
- 定価より買取価格が下がる場合が多い
- 限定版や初期リリースは高額買取も
例えば、「霜降」のブレンデッドウイスキーは買取価格が11,000円程度。
「小暑」のシングルモルトは16,000円、「立春」は14,000円、「白露」は14,000円といった具合です。
二十四節気シリーズのなかではシングルモルトタイプの方が高く買い取られる傾向にあります。
ブレンデッドタイプを見ると、「穀雨」「小雪」「小満」「大暑」などはいずれも11,000円前後での買取価格となっています。
特に高値で取引されているのが限定品や特別リリースです。
「厚岸シングルモルト文化研究所設立20周年記念2017-2021」は40,000円、「グレンマッスルNo.8ファイブスピリッツ」は40,000円という高額買取価格がついています。
また、二十四節気シリーズの第一弾である「寒露」も31,000円と高い買取価格がついています。
これは初回リリースという希少性から価値が高くなっているのでしょう。
面白いのは、買取価格は定価よりも低いケースが多い点です。
例えば「穀雨」は定価16,500円ですが買取価格は11,000円、「小暑」は定価23,100円ですが買取価格は16,000円となっています。
これは小売店がプレミア価格をつけて販売しているため、実際の流通価格と買取価格には差があるのです。
買取価格に影響する要素としては、元箱の有無やボトルの状態も重要です。
ラベルにダメージがあったり、キャップ部分に問題があったりすると減額対象になることも。
また、その時々の人気や市場の状況によっても価格は変動します。
厚岸ウイスキーのコレクションとしての価値は今後も高まる可能性があります。
特に二十四節気シリーズが完結した際には、全24本のコンプリートセットとしての価値が生まれるかもしれません。
厚岸ウイスキーを売却する際は、複数の買取店で査定を受けるなど、より良い条件を探すことをおすすめします。
状態の良い商品ほど高く評価されるので、保管方法にも注意が必要でしょう。
| 銘柄名 | 種類 | 買取価格(2025年3月) | 定価(税込) | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 霜降 | ブレンデッド | 11,000円 | 16,500円 |
| 2 | 小暑 | シングルモルト | 16,000円 | 23,100円 |
| 3 | 立春 | シングルモルト | 14,000円 | 19,800円 |
| 4 | 白露 | シングルモルト | 14,000円 | 19,800円 |
| 5 | 小満 | ブレンデッド | 11,000円 | 13,200円 |
| 6 | 寒露 | シングルモルト | 31,000円 | 16,500円 |
厚岸ウイスキーは本当にまずい?なぜ高いかの理由と飲み方も解説!:まとめ
「厚岸ウイスキーまずい」という噂がネット検索でよく見られますが、実際には全く違う結果が出ています。
SNS調査では「美味しい」という評価が多数ある一方、「まずい」という評価はほとんど見当たりません。
この噂が広がった背景には、高価格による期待との落差や、特徴的なスモーキーでピーティーな風味が好みに合わない場合があるためです。
実際の厚岸ウイスキーは、焚き火のような煙の香りと柑橘系の爽やかさが絶妙に調和し、二十四節気シリーズなど独創的な展開でコレクション性も高いのが特徴。
飲み方を工夫することで誰でも楽しめるようになります。
トワイスアップで香りが開き、ハイボールにすると飲みやすくなるでしょう。
国際的な酒類コンペティションでも高評価を受ける厚岸ウイスキーは、北海道の自然環境を映し出す世界でも類を見ない個性的な味わいを持っているのです。





